中原悌二郎記念 旭川市彫刻美術館開館

記事番号:04262
年月:1994年06月

旧陸軍の将校用の社交場として、明治35年に建てられた木造二階建ての洋館建築・旧旭川偕行社(重要文化財)を修復し、新たに中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館(同市4区1条1丁目)が、1日に開館した。同美術館には、生涯で25点の彫刻を制作し、そのうち現在12点しか残されていない中原悌二郎の全作品を収蔵するとともに、石井鶴三等、中原と縁のある彫刻家の作品を収集している。また、昭和45年に制定された、優れた現代彫刻を顕彰する中原悌二郎賞受賞作家の作品も収蔵し、第1回受賞の木内克から、昨年の第24回受賞の江口週作品も、あわせて展示される。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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