国際美術史学会(CIHA)のコロキウム「洋の東西の美術における複製(Between East and West:Reproductions in Art)」がCIHA国内委員会、大塚国際美術館、日本美術史学会の主催で、15日から18日まで徳島県鳴門市の大塚国際美術館で開催された。日本での開催は1991年東京でのコロキウム以来22年ぶり。「西洋美術」「東アジアと日本の美術」「美術史における比較と文化交流のアプローチ」の3セクションから構成され、国内外の研究者が参加、「複製」に関する世界最新の研究成果を集約する催しとなった。 (English)
写真家木村伊兵衛の業績を記念し、優れた新人写真家に贈られる木村伊兵衛写真賞(主催:朝日新聞社、朝日新聞出版)の第38回目の受賞者が6日に発表され、菊地智子と百々新に決定した。受賞対象は菊地が「I and I」(グループ展「日本の新進作家vol.11 この世界とわたしのどこか」から。東京都写真美術館)、百々が写真集『対岸』(赤々舎)および写真展「対岸」(銀座ニコンサロン他)。 (English)