国宝・重要文化財指定の答申

記事番号:05131
年月:2012年04月

文化審議会は20日、山形県舟形町の西ノ前遺跡の出土品で、女性をかたどった優美な造形で知られる縄文時代中期の「土偶」と、南宋時代の中国で描かれ日本に伝来した普悦筆「絹本著色阿弥陀三尊像」(京都府・清浄華院蔵)の2件を国宝に、鎌倉時代の仏師快慶作の可能性が高い「木造執金剛神立像・木造深沙大将立像」(和歌山県・金剛峯寺蔵)など46件を重要文化財に指定するよう平野博文文部科学相に答申した。同時に金比羅参りの玄関口となるJR琴平駅本屋(香川県琴平町)など建造物166件と、長野県出身の考古学者・故藤森栄一が集めた「諏訪地域考古資料」を登録有形文化財として登録するよう答申した。 (English)

登録日: 2015年11月20日
更新日: 2023年09月26日 (更新履歴)
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