フーラー博士来日

1961年02月

アメリカの建築家リチャード・バックミンスター・フーラー博士夫妻は読売新聞社と日本テレビの招きで3日来日、3月2日まで滞在し各地で講演を行なった。

知恩院秘宝特別展

1961年02月

法然上人の七百五十年大遠忌を記念して知恩院秘蔵の名品が2月10日から15日まで東京大丸で公開された。

ルコルビュジェ東京展

1961年01月

昨年暮の大阪展につぐ東京での展覧会で、建物もまたル・コルビュジェの設計になる国立西洋美術館で1月24日から2月19日迄開かれた。この展覧会はスイス・チューリッヒのベージゲルの構成になるル・コルビュジェの世界巡回展で多くの写真パネル、模型、デッサン、石版画は近代建築を前進させた半世紀の彼の歩みを示すとともに豊かな人間性を伝えるものであった。

黒田清輝名作展

1961年01月

毎日新聞社主催、国立文化財研究所後援で1月31日から2月12日まで日本橋三越で開催。1954年国立近代美術館での黒田清輝展につぐ戦後2度目の大規模な回顧展である。油絵80余点の他、素描、スケッチブック等総数100余点が出品され、会場は連日入場者で賑わった。

蒼騎会結成

1961年01月

横田泰一、井上正喜、後藤弘等抽象、具象派23名の洋画によって創立、1月24日から29日迄池袋三越で第1回展を開いた。

中尊寺金色堂仏像の修理始まる

1961年01月

中尊寺金色堂の本尊、阿弥陀如来など国宝・重要美術品の仏像32体の復元修理が10日から、西村京都美術院国宝修理所長らの手によつて始められた。

文部省の昨年度秀作買上

1961年01月

美術振興のため、昨年から年間の公募展、団体展などの出品作で優秀作品の買上げを行ってきた文部省では35年度の買上げ作品として次の15点をきめ、17日発表した。 日本画 石本正「桃花鳥」(個展発表作) 片岡球子「渇仰」(院展) 寺島紫明「3人」(日展) 堀文子「霧の野」(新制作展) 洋画 伊谷賢蔵「阿蘇」(行動美術展) 井出宣通「午後」(光風会展) 高橋忠弥「魚」(独立展) 中谷泰(陶土」(毎日日本現代美術展) 西山真一「谷合の家」(日展) 原精一「H僧正」(国際具象派展) 松島正幸「大漁船入港」(独立展) 耳野卯三郎「静物」(日展) 村井正誠「顔」(モダン・アート) 彫刻 桜井祐一「ネグリジェの女」(院展) 豊福知徳「立像」(新制作展)

毎日芸術賞決定

1961年01月

毎日芸術賞第2回(昭和35年度)の授賞者が1日発表された。美術部門では中村岳陵「四天王寺新金堂壁画・釈迦伝」に対し芸術大賞が贈られ、写真部門では土門拳「筑豊のこどもたち」「るみえちやんはお父さんが死んだ」が受賞した。

朝日賞決定

1961年01月

第31回昭和35年度の朝日賞受賞者が3日発表され、美術関係では四天王寺金堂壁画の作者中村岳陵、同寺五重塔壁画の作者山下摩起にそれぞれ文化賞が贈られた。

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