「モネ」展開催

記事番号:04868
年月:2007年04月

パリのオルセー美術館との共同企画により97点のモネの作品と、モネの遺産を展開させた20世紀作家の26点の作品を展観する大規模な展覧会が4月7日から7月2日まで国立新美術館で開催された。モネ作品は第1章「近代生活」、第2章「印象」、第3章「構図」、第4章「連作」、第5章「睡蓮/庭」で構成され、編年的な作風の変化を踏まえながら、光、階調、色彩、簡素、ジャポニスム、平面的構成、リズム、形態、筆触といった造形的要素に注目したまとまりで展示され、第2部では、それらの造形要素の展開という視点から、モネの筆触や色面を展開させた抽象表現主義の作品や、連作に様々な表現を見出したジョゼフ・アルバースやリキテンスタインの作品などが展示された。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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