「レオナルドダヴィンチ―天才の実像」展開催

記事番号:04860
年月:2007年03月

ウフィツィ美術館が所蔵するレオナルド・ダ・ヴィンチ筆「受胎告知」を展示するとともに、手稿に関する近年の研究成果をパネルや映像で紹介する「レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像」展が20日から東京国立博物館で開催された(6月17日まで)。同館では1974年に「モナ・リザ」が展観されて以来のダ・ヴィンチ作品の展示となった。絵画制作の背景となったダ・ヴィンチのルネサンス人としての知的探求の様を手稿から分析し、天文学、物理学、解剖学、建築学など多くの分野で今日に連なる新たな知見を得ていたことを、模型や映像で多角的に検証し、会期中79万6000名にのぼる入場者数を記録した。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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