「金属の変貌―近代日本の金工」展開催

記事番号:04734
年月:2004年09月

「美術」概念の誕生とともにモダニズムと伝統の間で展開してきた近代の「金工」作品をふりかえる展覧会が、9月11日より高岡市美術館で開催された。内容は、「第Ⅰ章 西洋様式の受容・古典様式の移植」、「第Ⅱ章 西洋の新思潮の影響」、「第Ⅲ章 古典研究の成果」によって構成され、明治期から昭和戦前期までの作品120点が出品された。前掲の「〈彫刻〉と〈工芸〉―近代日本の技と美」展とともに、日本近代美術における「工芸」の展開と意味を検証する機会となった。(会期、10月10日まで。佐倉市立美術館に巡回。)

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
to page top