「東南アジア―近代美術の誕生」展開催

記事番号:04392
年月:1997年05月

19世紀末から1960年前後までの東南アジアにおける美術作品を紹介する「東南アジア―近代美術の誕生」展が、9日から福岡市美術館で開催された(~6月8日、その後広島県立美術館、静岡県立美術館、東京都庭園美術館を巡回)。これは数年来のアジア社会の発展の中で、西欧中心主義を見直し、非西欧世界の文化や芸術を公平な視線で評価しようとする試みであり、他にも東京都現代美術館で「東南アジア1997 来るべき美術のために」展(4月12日~6月1日)が開かれるなど、ともにアジアへの関心をうかがわせる展観となった。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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