文化財保護企画特別委員会中間報告

記事番号:04202
年月:1993年04月

文化財保護の現状と指針を検討してきた文化財保護企画特別委員会(座長=加藤秀俊放送大学教育開発センター所長)は、16日、約1年間の成果を文化財保護審議会に中間報告した。この報告は「時代の変化に対応した文化財保護施策の改善充実」と題され、国の指定品以外の文化財を登録しておき、現状変更、処分に際して届け出を義務づける「登録制度」が提言されたほか、文化財保存修復士、文化財修理技能者(いずれも仮称)の資格制度の導入、「国際文化財保存修復協力センター(仮称)」設置構想等が提示された。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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