ポーランドに日本美術センター設立へ

記事番号:03961
年月:1990年01月

ポーランドの古都クラクフ市に、同市の国立博物館が所蔵するフェリックス・ヤシェンスキーの日本美術コレクション(1880年代にパリで収集)などを展示する日本美術センターを設立する計画が、実現に向けて動き始めた。この構想は、2年前に京都賞(稲盛財団)を受賞したポーランドの映画監督アンジェイ・ワイダが提案し、賞金4500万円を設立資金として寄贈することを表明したことに始まる。このほどポーランドを訪問した海部首相が、計画を日本政府として側面から支援することを表明したことから、日本の財界によびかけての募金構想が浮上してきたもの。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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