IICの国際文化財保存科学会議、京都で開催

記事番号:03849
年月:1988年09月

国際文化財保存科学学会(International Institute for Conservation of Historic and Artistic Works)の第12回国際会議が、19日から23日まで、京都市宝池の京都国際会館で開催された。IICは、文化財遺品の保存、修復の国際的連携を図ることを目的に1950年に設立され、現在40ケ国、400の美術館・博物館・保存修理研究所が加盟、会員も約3,600名を数える。欧米の美術館等の東洋美術品の修復に、日本の技術が重要な役割を果たしていることから、アジア諸国の専門家も一同に会した国際会議の日本での開催をIICが強く希望し、今回の開催となった。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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