日本実用工芸品展

記事番号:00304
年月:1938年03月

三月六日から一週間ライプチツヒに於て開催された一九三八年春季見本市を期し、国際文化振興会及びフエライン・フユア・ドイツチエス・クンストゲウエルベによつて日本固有の現代実用工芸品が特別出品された。出品は国際文化振興会が市場から選定購入した日用品で、目ざる、渋団扇、茶道具、のれん、すり鉢、茶碗、花造り道具、蛇の目傘、盆、大工道具、鉄瓶、菓子鉢、重箱、風呂敷、蒲団、筆、和紙、紙入れ、煙管入れ、火鉢、屏風、用箪笥、乱れ箱、針箱等約五百点であつた。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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