国際造形芸術連盟第5回総会、東京で開く

記事番号:02673
年月:1966年10月

国際造形芸術連盟(IAA)の第5回国際造形芸術会議(第5回総会)が、1963年ニューヨークでの第4回総会の後をうけて、9日から15日まで、東京有楽町の日生会館7階国際会議場において開催された。25カ国の国内委員会代表およびオブザーバーの美術家、ユネスコ、美術関係団体などを代表するオブザーバーら都合およそ130名が出席し、会議主題「東西の各文化地域における美術の理解・教養の形成と美術家」をはじめ予定された議題を日程にしたがって討議し、滞りなく会議を終了した。15日の会議終了後、一同は午後2時東京発ひかり号で京都へ一泊旅行に出発した。なお14日次期執行委員(10名)の選挙が行われ、益田義信は出席国内委員会23カ国、他3カ国の委任投票行使の結果、満票を得て再任され、更に16日一同の解散後、京都の天竜寺に残って開かれた執行委員会議で役員の選出を行い、最終的に益田が会長に推された。益田は今後3年間IAAの会長の重任に当ることになった。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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