平櫛田中、「五浦の釣人」完成記念展

記事番号:02439
年月:1962年12月

平節田中は、去る2月以来、茨城県五浦で釣に親しんでいた岡倉天心の面影を、木彫で制作していたがこの程完成したので、発表をかねて旧作をも展観した。天心像は釣竿とビクを手にした姿で頭部は桜材、体躯は玉樟で高さ2.4米、来春、更に箔置、彩色して院展に発表のあと茨城大学五浦研究室(五浦の旧天心邸)に置かれる。21日から26日まで東京日本橋三越で開かれた。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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