田中案山子

没年月日:1970/05/14
分野:, (日)

日本画家田中案山子は、5月14日肺気腫のため世田谷区の自宅で死去した。享年64歳。本名格男。明治39年東京都青梅市に生れ、田中以知庵に師事し、はじめ院展に出品した。同展に入選すること8回に及び、院友となった。また帝展にも出品している。昭和12年日本美術院を脱退し、元院友12名で改らたに新興美術院を結成、その創立同人となった。昭和16年小室翠雲らの南画人によって大東南宗院が設立されてからは第1回展委員となり、第2回からは審査員となった。同18年新興美術院の同人を辞し、大東南宗院、海洋美術展等に出品した。戦後、再興新興美術院同人となったが、三越本店における個展を主な発表の場とし、開催18回に及ぶ。主要作品に「神代村」「立場茶屋」「伊豆下田街道」「奥瀬」などがある。

出 典:『日本美術年鑑』昭和46年版(100頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)

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例)「田中案山子」『日本美術年鑑』昭和46年版(100頁)
例)「田中案山子 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/9355.html(閲覧日 2024-05-23)

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