国枝金三
文展無鑑査、二科会々員国枝金三は11月20日逝去した。享年58。明治19年大阪に生れ関西美術院を卒業し、大正3年第1回二科展以来出品を続けた。大正12年には会員となり、関西洋画壇に重きをなした。主な作品を挙げれば、大正5年第3回二科展「若葉の頃」大正6年第4回「島の四月」大正10年第8回「栴壇の木の家」大正14年第12回「都会風景」昭和15年第27回「囮」昭和16年奉祝展「秋の草」等がある。作品には都会風景画数多あり、晩年の花鳥の作品には日本画風の味があつた。
出 典:『日本美術年鑑』昭和19・20・21年版(90頁)登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)
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例)「国枝金三」『日本美術年鑑』昭和19・20・21年版(90頁)
例)「国枝金三 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/8668.html(閲覧日 2024-10-10)
例)「国枝金三」『日本美術年鑑』昭和19・20・21年版(90頁)
例)「国枝金三 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/8668.html(閲覧日 2024-10-10)
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- ■美術界年史(彙報)
- 1937年04月 明治天皇記念館壁画画題及画家決定
- ■明治大正期書画家番付データベース
- 1937(昭和12) 改訂古今書画名家一覧表 附古今書画名家印鑑譜_807016