北川桃雄

没年月日:1969/05/19
分野:, (学)

 美術史家で共立女子大学教授の北川桃雄は、19日血清肝炎のため虎ノ門病院溝ノ口分院で死去した。享年70才。明治32年東京芝に生れ、東京芝中学から大正10年仙台二高を経て、大正13年京都帝国大学経済学部を卒業した。経済学研究に従事し、また昭和12年まで京都第一工業学校教員をつとめ、昭和13年東京に移った。東京帝国大学文学部美術史科を昭和16年卒業、この年共立女子専門学校講師となり、昭和21年同女子大教授となり現在に至った。おもな著書に「法隆寺」昭17(アトリエ社)「秘仏開扉」昭19(矢貴書店)「斑鳩裸記」昭18(文芸春秋社)「禅と日本文化」(翻訳)昭15(岩波書店)「古塔巡歴」昭和22(東京出版社)「石庭林泉」昭27(筑摩書房)「中国美術の旅(一)古都北京」「中国美術の旅(二)大同の古寺」昭44(中央公論美術出版社)「いかるがの里・法隆寺」昭37(淡交新社)「敦煌美術の旅」昭38(雪華社)「室生寺」昭和38(中央論公美術出版)などがある。

出 典:『日本美術年鑑』昭和45年版(73-74頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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