南政善

没年月日:1976/04/28
分野:, (洋)

 洋画家、光風会理事、日展評議員南政善は、4月28日午後0時36分心筋こうそくのため東京世田谷区の自宅で死去した。享年67。明治41(1908)年5月3日石川県羽咋郡(現羽咋市)に生まれ、昭和10年東京美術学校油画科卒業。在学中藤島武二に師事し、卒業の年第二部会に出品した「アコーデオン」で特選、以後官展、光風会展などに出品、同14年「赤いチョッキ」、同16年「霜鬢」で文展特選、同13年、17年の聖戦美術展では「砲列布置」「輸送船団」で夫々陸軍、海軍大臣賞を受けた。戦後も日展、光風会展で活躍、人物画を得意とし、写実的で堅固な作風を示し、同40年日展出品作「青衫の女」で文部大臣賞を受賞した。この間、同22年には光風会同志と新樹会を創立、同30年日展会員、同38年日展評議員となったほか、日展審査員等をつとめた。また、同44年光風会出品作「印度の女」は東京都美術館の買上げとなった。

出 典:『日本美術年鑑』昭和52年版(278頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2019年06月06日 (更新履歴)

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例)「南政善」『日本美術年鑑』昭和52年版(278頁)
例)「南政善 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/9703.html(閲覧日 2021-07-29)

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