新保兵次郎

没年月日:1977/09/10
分野:, (洋)

洋画家、日展評議員新保兵次郎は、9月10日直腸ガンのために東京医科大学病院で死去した。享年69。明治41年3月13日に新潟県長岡市に生まれ、日本美術学校を中退、小絲源太郎に師事した。昭和8年第14回帝展に「静物」で初入選、翌15回展には「山荘に於けるM氏」が入選、以後新文展に出品した。戦後は同21年第2回日展に「書窓」、翌年の第3回展に「笛」で連続特選を受賞し、以後出品依嘱となった。また、光風会展にも出品し、戦後会員になるとともに、同27年第38回光風会展では「白石のある風景」で光風特賞を受けた。同36年第4回日展ではじめて審査員をつとめ「早苗饗」を出品、翌年日展会員となり、同43年日展評議員となり同年の第11回日展出品作「森の朝」で内閣総理大臣賞を受賞した。他に日展出品作には改組第1回「帰巣」、同第5回「待春」などがある。

出 典:『日本美術年鑑』昭和53年版(277頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)

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例)「新保兵次郎」『日本美術年鑑』昭和53年版(277頁)
例)「新保兵次郎 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/9685.html(閲覧日 2024-07-25)
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