猪田青以

没年月日:1976/06/27
分野:, (日)

 日本画家猪田青以は、6月27日食道ガンのため京都市の京都府立病院で死去した。享年70。本名安治郎。明治39(1906)年1月24日京都市に生れ、昭和2年(1927)京都市立絵画専門学校を卒業した。西村五雲に師事し、昭和13(1938)年五雲没後は、山口華楊によって継承された画塾晨鳥社幹部としてあり、官展に出品した。昭和6(1931)年第12回帝展に「閑日」が初入選以来入選を重ね、帝展ではそのほか第13回「晩春」、第14回「軍鶏」、第15回「閑」などの出品がある。新文展では昭和13年(1938)第2回文展「日午」、同15年紀元2600年奉祝展「神苑の花」第6回「闘魂」などがある。戦後の日展では昭和30(1955)年第11回「ウーダン」、第12回「白い花」、第13回「菱」ほかがあり、日春展にも第1回(1966)展「花咲くほてい草」(奨勵賞)ほか数多くの出品がみられ、第3回展「篠」では日春賞となり、第9回「川の畔」では外務省買上げとなった。そのほか関西における関西綜合美術展、日本画審査員、京都府総合日本画展、京展で受賞するなどの活躍がみられ、また川島浩との二人展(1961)、青以素描展(1966)なども開催している。

出 典:『日本美術年鑑』昭和52年版(282頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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