田沢八甲
田沢八甲は明治32年8月2日青森市に生れた。大正9年上京、郵政省簡易保険局外務課に勤務、赤坂溜池の葵橋洋画研究所に入り黒田清輝に油絵を学び、黒田の没後は牧野虎雄に師事した。昭和4年帝展に初入選となり、その後帝展に入選をつづけ二部会で朝日新聞社賞を受けた。戦後は日展に出品、昭和27年、29年に入選している。官展の他は旺玄会、新世紀(旧槐樹社)、新協美術会に出品していた。主な作品は「東北のこども」「庭の姉妹」など。
出 典:『日本美術年鑑』昭和46年版(103頁)登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)
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例)「田沢八甲」『日本美術年鑑』昭和46年版(103頁)
例)「田沢八甲 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/9444.html(閲覧日 2024-12-02)
例)「田沢八甲」『日本美術年鑑』昭和46年版(103頁)
例)「田沢八甲 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/9444.html(閲覧日 2024-12-02)
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- ■美術界年史(彙報)
- 1955年02月 大久保作次郎他六名旺玄会を脱退
- 1957年11月 新協美術会結成
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