福田翠光
日本画家、日展会員の福田翠光は、1月24日急性心不全のため京都市の天神川病院で死去した。享年77歳。本名稔。明治28年4月30日京都に生れ、京都市立美術工芸学校卒業、西山翠嶂の青甲社に所属し、昭和16年退塾し、以後無所属となる。帝展第7回に「鷹図」が初入選し、以後連年入選し、第12回「はぐゝみ」が特選となった。その後新文展、日展等に出品したが専ら鷹を描くことを得意とし、またタカの翠光として知られた。晩年は徳岡神泉に師事し、得意の花鳥画から「池」「水辺花」等内面的方向に追求を深めた。
出 典:『日本美術年鑑』昭和49・50年版(246頁)登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)
引用の際は、クレジットを明記ください。
例)「福田翠光」『日本美術年鑑』昭和49・50年版(246頁)
例)「福田翠光 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/9331.html(閲覧日 2025-04-25)
例)「福田翠光」『日本美術年鑑』昭和49・50年版(246頁)
例)「福田翠光 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/9331.html(閲覧日 2025-04-25)
以下のデータベースにも「福田翠光」が含まれます。
外部サイトを探す