野長瀬晩花

没年月日:1964/03/31
分野:, (日)
読み:ノナガセ, バンカ*、 Nonagase, Banka*

 国画創作協会で活躍した日本画家野長瀬晩花は、昭和39年3月31日東京都北多摩郡の自宅で逝去した。享年76才。本名弘男。明治22年和歌山県に生れ、15才の年大阪に出て中川芦月の門に入った。後谷口香喬に師事し、明治42年京都絵画専門学校設立に際して第一期生として入学した。同校中退後、大正7年国画創作協会の創立に参加し、同会の主要メンバーの一人となった。また大正10年には土田麦僊小野竹喬らと欧州各地を巡遊し、2年の後帰朝した。後満州にも数回旅行し、此際の著書「北満国境線をかく」(昭和11年発行私家版)がある。国画創作解散後は無所属として在ったが、晩年は実業面にたずさわり制作からは遠ざかっていた。主要作品は次の通り。「初夏の流」(大正7年国展1回)「休み時」(大8年2回国展)「夕陽に歸る漁夫」(大9年3回国展)「スペインの田舎の子供」(大13年4回国展)「水汲みに行く女」(大15年5回国展)「海近き町の舞妓」(昭和2年6回国展)

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出 典:『日本美術年鑑』昭和41年版(114頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2019年06月06日 (更新履歴)
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