増田洋

没年月日:1997/05/11
分野:, (評)
読み:マスダ, ヒロミ*、 Masuda, Hiromi*

 美術評論家の増田洋は、5月11日午後9時33分、食道ガンのため死去した。享年64。昭和7(1932)年6月17日、兵庫県神戸市に生まれ、同31年に神戸大学文学部哲学科芸術学専攻を卒業後、同年に石橋美術館の学芸員となり、同35年からは大阪市立美術館学芸員に転任した。同44年兵庫県立近代美術館学芸課長に赴任した。同61年、同美術館次長となり、平成6年には参与となった。編著書に「小出楢重」(日本の名画17巻 中央公論社)、「平福百穂・富田溪仙」(共著 現代日本美術全集2巻 集英社)、「小磯良平油彩作品全集」(求龍堂)、「小磯良平」(現代日本素描全集9巻 ぎょうせい)、「向井潤吉小磯良平」(共著 20世紀日本の美術17巻 集英社)などがある。こうした美術研究のかたわら、美術館学芸員として、37年間一貫して現場から発言をつづけ、それらは「学芸員のひとりごと」(増補新装版 芸艸堂)としてまとめられた。

「*」の読み、ローマ字表記はWeb NDL Authoritiesを利用
出 典:『日本美術年鑑』平成10年版(394頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2019年06月06日 (更新履歴)

引用の際は、クレジットを明記ください。
例)「増田洋」『日本美術年鑑』平成10年版(394頁)
例)「増田洋 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/10722.html(閲覧日 2021-01-27)
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