徳田信保

没年月日:1995/03/06
分野:, (洋)

 春陽会会員の洋画家徳田信保は、3月6日午後10時5分、老衰のため名古屋市内の病院で死去した。享年86。明治41(1908)年10月25日に愛知県名古屋市に生まれ、昭和2(1927)年、愛知県第一師範学校を卒業、横井礼以に師事、同14年の第3回新文展に「城郭」が初入選した。戦後になると、春陽会会員の水谷清に師事、同23年の第25回春陽会展に初入選、以後同展に出品をつづけ、同35年に会員となった。ほかに、同46年から同52年まで、中部国際形象展に招待出品し、同56年まで稲沢女子短期大学教授として指導にあたっていた。奔放で流動的な線と暖かい色彩が共鳴するような、ナイーヴで叙情的な画風の作品を毎回出品していたが、平成7年の第72回展には、遺作として「川と牛」が出品された。

出 典:『日本美術年鑑』平成8年版(312頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2019年06月06日 (更新履歴)
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