宗像逸郎

没年月日:1988/08/30
分野:, (洋)

 国画会会員の洋画家宗像逸郎は、8月30日午後4時10分、急性心不全のため兵庫県宝塚市の雲雀丘クリニックで死去した。享年85。明治35(1902)年11月6日、広島県三原市に生まれる。林重義に師事し、昭和7(1932)年第2回独立展に「国道曇り日風景」で初入選し、以後15年第10回展まで同展に出品を続ける。同15年紀元2600年祝奉展に「六甲山」を出品。18年第6回新文展に「紅蓮」を出品して特選となる。また、同17年第17回国画会展に「亀甲模様」「鶏頭」を初出品してより同展に出品を続け、18年第18回展に「蓮(紅蓮)」「蓮(白蓮)」を出品して国画奨学賞、およびF夫人賞を受賞。同年同会会友となり、34年同会会員となる。対象に即した忠実な写実的描写を守り続け、古雅な趣のあるモチーフを好んで選び、静物画を多く描いた。

国画会展出品略歴
第20回展(昭和21年)「筑紫野の秋」「渓谷の見える風景」、25回(26年)不出品、30回(31年)「種子と春蘭」、35回(36年)「野仏」「窓」、40回(41年)「はにわ盾」、46年(45回)「冬日(方丈の石仏)」、50回(51年)ガンダーラ仏頭と椿」

出 典:『日本美術年鑑』平成元年版(267-268頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2019年06月06日 (更新履歴)
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