池田洛中

没年月日:1982/05/27
分野:, (日)

日本画家池田洛中は、5月27日午後4時25分、老衰のため京都市伏見区の自宅で死去した。享年78。1903(明治36)年8月31日京都市中京区に生まれ、本名彦太郎。22年京都市立絵画専門学校に入学、卒業後同校研究科に進み、34年修了する。この間、26年の第1回聖徳太子奉讃美術展に「公園」が入選、33年第14回帝展「公園夏日」、36年文展鑑査展「白鷺城」が入選する。また、33年、堂本印象の画塾東丘社に入塾するが、方針の相違から41年6月に退塾、同年8月川端龍子の青龍社に入る。青龍社展にはほぼ毎年出品し、二曲屏風「獅子」(41年)や「洛北印象」(44年)等、また戦後は入賞作「千体仏」(59年)「列天」(同年)「蘭」(61年)のほか「東福寺山門」などを発表する。風景・花鳥画を得意とし、36年青龍社社人に推挙、66年川端龍子の死による青龍社解散後は個展を中心に活動、東京、京都、大阪等で個展を開催している。

出 典:『日本美術年鑑』昭和58年版(273頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)

引用の際は、クレジットを明記ください。
例)「池田洛中」『日本美術年鑑』昭和58年版(273頁)
例)「池田洛中 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/10006.html(閲覧日 2024-05-28)
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