山本正年

没年月日:1986/03/14
分野:, (日)
読み:

 日展評議員の陶芸家山本正年は、3月14日午前0時58分、胃ガンのため千葉県鴨川市の亀田総合病院で死去した。享年73。大正元(1912)年9月20日北海道後志支庁に生まれる。本名同じ。昭和10年東京高等工芸学校工芸彫刻部を卒業、京都国立陶磁器試験場研究生となる。京都市立工業研究所、京都市立第二工業学校窯業科などに勤務しながら、昭和15年京都山科の辻晋六工房に入り作陶生活を始めた。23年千葉県安房郡富山町に築窯し、28年第9回日展に「花生」が初入選し、31年第12回日展で「花生踊」が特選を受賞する。32年第13回日展に「花器」を無鑑査出品し、33年第1回新日展に「パネル踊り」を委嘱出品。また、国際陶芸展、日本陶芸展にも第1回より招待出品したほか、日本の現代工芸の外国展にもしばしば出品した。71年文化使節として9ケ国を歴遊している。35年日展会員となり、また光風会や千葉県美術協会の理事、評議員などもつとめた。

出 典:『日本美術年鑑』昭和62・63年版(317頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2021年12月10日 (更新履歴)

引用の際は、クレジットを明記ください。
例)「山本正年」『日本美術年鑑』昭和62・63年版(317頁)
例)「山本正年 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/9990.html(閲覧日 2023-01-28)
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