甲斐巳八郎

没年月日:1979/06/16
分野:, (日)

日本画家甲斐巳八郎は、6月16日入院中の福岡市内の病院で死去した。享年76。1903(明36)年1月24日熊本市に生まれ、1927年京都市立絵画専門学校本科を卒業した。中国在住長く満鉄社員会報道部に勤務して、各地を旅行し、制作及文筆活動にたずさわった。1947年引揚げ福岡に定住する。1948年院展に「筑紫路」が初入選し、1952年「みどり野」を出品し院友となった。1955年「露路」を出品後院展を離脱し、以後個展により数多くの作品を発表した。代表作に上記のほか「バーミアンの塔」「インドの城」「遊牧民」ほかの水墨画がある

出 典:『日本美術年鑑』昭和55年版(284頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)

引用の際は、クレジットを明記ください。
例)「甲斐巳八郎」『日本美術年鑑』昭和55年版(284頁)
例)「甲斐巳八郎 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/9586.html(閲覧日 2024-04-19)

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