伊東万燿
日本画家で日展評議員の伊東万燿は、11月26日食道ガンのため、東京都文京区日本医科大学付属病院で死去した。享年49歳。本名満で、大正10年日本画家伊東深水の次男として東京に生れた。戦前は朗峯画塾展、青衿会展などに出品して受賞し、昭和16年第4回文展に「楽人」を初出品して入選した。戦後は、日展、日月社展等に出品し、日展では昭和25年依嘱となり、同42年には「踊る」で内閣総理大臣賞、翌43年には「女」で、日本芸術院賞となった。作品には上記のほか「落葉する頃」(3回日展)、「高原清秋」(5回日展)、「黎明」(6回日展)、「食卓」(7回日展)などがあげられる。
出 典:『日本美術年鑑』昭和46年版(109-110頁)登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)
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例)「伊東万燿」『日本美術年鑑』昭和46年版(109-110頁)
例)「伊東万燿 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/9349.html(閲覧日 2024-12-14)
例)「伊東万燿」『日本美術年鑑』昭和46年版(109-110頁)
例)「伊東万燿 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/9349.html(閲覧日 2024-12-14)
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