高林和作

没年月日:1968/08/15
分野:, (洋)

元京都美術大学教授の洋画家、高林和作は、8月15日午後9時、脳いっ血のため京都市上京区の自宅で死去した。享年68歳。高林和作は、堺市の出身で、大正12年、早稲田大学文学部英文学科を卒業、昭和2年フランスに渡り、アカデミー・スエドアのワロキエの教室に学び、サロン・デ・チュイレリーに出品。昭和5年帰国して京都絵画専門学校助教授、教授となり、昭和40年退官した。美術団体には所属せず、個展を開催して作品を発表し、すぐれた色彩画家として一部に注目されていた。

出 典:『日本美術年鑑』昭和44年版(68頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)

引用の際は、クレジットを明記ください。
例)「高林和作」『日本美術年鑑』昭和44年版(68頁)
例)「高林和作 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/9196.html(閲覧日 2024-04-20)
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