小島烏水
浮世絵版画の研究と蒐集家として知られた小島烏水は12月13日東京杉並の自宅で脳溢血のため死去した。享年74。本名を久太といい、明治8年高松市に生れ横浜商業を卒業後銀行員となつて外地にも勤務した。日本山岳会長として日本アルプスの紹介、紀行文の発表などと共に浮世絵の研究に努め、大正4年雑誌「浮世絵」を発刊主宰した。美術関係著書の主なものに「浮世絵と風景画」「江戸末期の浮世絵」等がある。
出 典:『日本美術年鑑』昭和22~26年版(138-139頁)登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)
引用の際は、クレジットを明記ください。
例)「小島烏水」『日本美術年鑑』昭和22~26年版(138-139頁)
例)「小島烏水 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/8754.html(閲覧日 2024-12-05)
例)「小島烏水」『日本美術年鑑』昭和22~26年版(138-139頁)
例)「小島烏水 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/8754.html(閲覧日 2024-12-05)
以下のデータベースにも「小島烏水」が含まれます。
外部サイトを探す