奥平武彦
京城帝大教授奥平武彦は5月26日腸チフスの為逝去した。享年44。明治33年生れ、大正13年東大法学部卒業後同学部助手、大正15年京城帝大助教授となり政治学政治史を講じた。昭和3年から5年まで英仏独米諸国に留学、昭和5年同大教授となり、14年以降は朝鮮総督府宝物古蹟名勝紀念物保存委員、朝鮮博物館委員、李王家美術館評議員となり朝鮮美術のために貢献する所が少くなかつた。著書に「李朝」「朝鮮の宋元明板覆刻本」「李朝の壷」「朝鮮古陶」等がある。
出 典:『日本美術年鑑』昭和19・20・21年版(86頁)登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)
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例)「奥平武彦」『日本美術年鑑』昭和19・20・21年版(86頁)
例)「奥平武彦 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/8717.html(閲覧日 2024-10-10)
例)「奥平武彦」『日本美術年鑑』昭和19・20・21年版(86頁)
例)「奥平武彦 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/8717.html(閲覧日 2024-10-10)
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