寺松国太郎
文展無鑑査寺松国太郎は12月5日京都の自宅で逝去した。享年68。明治9年岡山県に生れ、田中苔石、小山正太郎、浅井忠に師事、明治43年第4回文展に「かげの人」を出品し褒状を受け、同44年日英博覧会に出品、褒状大正2年仏国サロン・ド・フランセーヌに入選し大正3年第7回文展に「櫛」を出品し3等賞を受けた。以後帝展、改組文展に出品を続け文展無鑑査となつている。人物画を得意とし洋画壇の先輩として知られたが、なお坦斎と号して日本画も描いた。
出 典:『日本美術年鑑』昭和19・20・21年版(90頁)登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)
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例)「寺松国太郎」『日本美術年鑑』昭和19・20・21年版(90頁)
例)「寺松国太郎 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/8669.html(閲覧日 2024-10-05)
例)「寺松国太郎」『日本美術年鑑』昭和19・20・21年版(90頁)
例)「寺松国太郎 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/8669.html(閲覧日 2024-10-05)
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- ■明治大正期書画家番付データベース
- 1913(大正2) 大日本絵画著名大見立_807036
- 1927(昭和2) 増補古今書画名家一覧_807121
- 1937(昭和12) 改訂古今書画名家一覧表 附古今書画名家印鑑譜_807016