狩野探道
日本美術協会審査員狩野探道は6月4日心臓麻痺のため東京中野の自宅で死去した。享年59。名を守久といい、明治23年東京に生れた。探幽を祖とする鍛冶橋狩野家の12世で、明治36年14歳で狩野応信に就き始めて狩野派の画法を学び、その没後荒木探令に師事した。大正4年東京美術学校日本画科を卒業以降専ら日本美術協会に出品し、同会委員、同会第一部審査委員、展覧会幹事をつとめた。代表作に東京都養正館壁画「天孫降臨図」美術協会第100回展出品の「徐上小景」等がある。
出 典:『日本美術年鑑』昭和22~26年版(137頁)登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)
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例)「狩野探道」『日本美術年鑑』昭和22~26年版(137頁)
例)「狩野探道 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/8633.html(閲覧日 2025-04-29)
例)「狩野探道」『日本美術年鑑』昭和22~26年版(137頁)
例)「狩野探道 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/8633.html(閲覧日 2025-04-29)
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- ■明治大正期書画家番付データベース
- 1890(明治23) 明治諸大家書画人名一覧次第不同_806891
- 1916(大正5) 大正五年度帝国絵画番附_807051
- 1927(昭和2) 増補古今書画名家一覧_807121
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