埴原久和代

没年月日:1936/09/15
分野:, (洋)

洋画家埴原久和代は脳溢血の為、8月5日以来芝区虎ノ門佐田病院に入院中であつたが、9月15日逝去した。享年58。名は桑喜代、山梨県の出身で女子美術学校卒業後、二科会展に出品し、女流画家として最初の二科会々友であつた。晩年は高血圧の為失明し、自宅の焼失と共に彩筆を棄て鎌倉円覚寺山門前に移り、元円覚寺管長太田正常師に師事し信仰生活に入つてゐた。元駐米大使埴原正直の妹である。

出 典:『日本美術年鑑』昭和12年版(147頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)

引用の際は、クレジットを明記ください。
例)「埴原久和代」『日本美術年鑑』昭和12年版(147頁)
例)「埴原久和代 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/8489.html(閲覧日 2024-05-21)
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