津端道彦

没年月日:1938/04/03
分野:, (日)
読み:ツバタ, ミチヒコ*、 Tsubata, Michihiko*

 日本画家津端道彦は予てより神経痛のため加療中のところ4月3日逝去した。享年71歳。
 明治元年10月21日新潟県中魚沼郡に生る。同19年上京、福島柳圃に南宗派を家び、同27年山名貫義に就て住吉派を、又29年旧平戸藩絵師片山貫道に土佐派を、又松原佐久に有職故実を学んだ。同35年日本美術協会歴史部の主事を委嘱され、同43年には同会第一部委員に嘱託された。又帝国絵画協会、巽画会の会員、日本画会の客員であつた。明治天皇、大正天皇の御前揮毫の光栄に浴したことがあり、文展では又2等賞1回、3等賞2回、褒状1回を受けた。又日本美術協会其他に於ては銀牌及銅牌を受けること数十回に及び5度宮内省御買上の栄に浴して居る。
作品略年表
明治35年 「足利忠綱宇治川先登」日本美術協会育英部展
明治39年 「富士牧狩図」歴史展覧会
明治40年 「嵯峨野の月」東京勧業博覧会
明治41年 「勿来関」文展第2回3等賞
明治42年 「龍田川図」襖4枚、大阪天満宮
明治43年 「紅梅金鳩図」「紅葉白菊図」杉戸4枚、大阪天満宮
明治43年 「闘鶏図」朝鮮総督府
明治44年 「うたげの装」文展第5回褒状
明治45年 「杣山会戦之図」屏風一双、日本美術協会展
大正元年 「火牛」文展第6回2等賞
大正2年 「真如」文展第7回3等賞
其他 大本山総持寺紫雲台襖 大阪豊国神社「八十島祭絵巻」3巻、杉戸4枚

「*」の読み、ローマ字表記はWeb NDL Authoritiesを利用
出 典:『日本美術年鑑』昭和14年版(108頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2019年06月06日 (更新履歴)
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