金田民夫

没年月日:1991/04/23
分野:, (学)
読み:カネダ, タミオ*、 Kaneda, Tamio*

 同志社大学名誉教授で意匠学会長をつとめた美学者金田民夫は、4月23日午後11時51分、肝ガンのため、京都市東山区の病院で死去した。享年71。大正8(1919)年5月26日、広島市に生まれ、昭和15(1940)年、広島高等学校を卒業。同18年京都大学文学部哲学科美学美術史専攻を卒業して同部副手となる。戦後の同22年、京都大学大学院特別研究生となって研究を続け、同25年、市立美術専門学校助教授となった。同27年、同志社大学文学部助教授となり、同30年同教授となった。同45年、京都大学より文学博士の学位を授与される。同57年より同59年まで同志社大学文学部長、文学研究科長をつとめ、平成2(1990)年、同大名誉教授となった。ドイツ美学を根幹にすえつつ、意匠学会、フェノロサ学会などにも参加するなど我国の近代美学に関しても広い視野から考証を加えた。著書に『シラーの芸術論』(理想社 昭和43年)、『美学における自然と現実』(創文社 同45年)、『日本近代美学序説』(法律文化社 平成2年)などがある。

「*」の読み、ローマ字表記はWeb NDL Authoritiesを利用
出 典:『日本美術年鑑』平成4年版(295頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2019年06月06日 (更新履歴)

引用の際は、クレジットを明記ください。
例)「金田民夫」『日本美術年鑑』平成4年版(295頁)
例)「金田民夫 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/10482.html(閲覧日 2021-01-28)
to page top