深谷徹

没年月日:1992/02/27
分野:, (洋)

 洋画家で日展評議員、創元会常任委員の深谷徹は、2月27日東京都千代田区の病院で死去した。享年78。大正2(1913)年11月22日群馬県前橋市に生まれる。本名徹。昭和8年群馬師範学校を卒業し教職に就いたが、その後上京し日本大学へ進み、同15年中退し再度郷里で教職についた。戦後再上京し、同28年渡仏、翌年までパリでグラン・ショミエールへ通い、同29年からはスペインへ転じマドリッド美術学校でフレスコ画を修め、翌30年帰国した。創元会展、日展に出品し、同27年の日展に「とりかごのある静物」で特選となった他、日仏具象派協会を結成し同31年第1回展を開催、また同年国際具象派協会展に参加した。同40年の日展出品作「集落」で日展菊華賞を受賞。風景画、静物画をよくし、晩年は郷里の風景をモチーフに多く描いた。

出 典:『日本美術年鑑』平成5年版(311頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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