岡田淡雅

没年月日:1992/04/18
分野:, (日)

 日本南画院常務理事の日本画家岡田淡雅は、4月18日午後11時15分肝臓ガンのため岡山県倉敷市の病院で死去した。享年78。本名は武一郎。大正2(1913)年12月8日岡山県倉敷市に生まれる。大阪で南画家矢野橋村に内弟子として学び、大阪美術学校日本画科本科を卒業した。昭和40年に師橋村が没したのちは、東京の横尾深林人に師事した。この間、昭和15年大阪毎日新聞・東京日々新聞主催紀元2600年奉祝展に「夕ぐれ」を出品、小室翠雲の主宰になる大東南宗院にも出品した。また昭和35年に再興された日本南画院で師橋村は同年副会長、39年会長となったが、淡雅も同展に出品。文部大臣賞、文化賞、院賞、会長賞、奨励賞などを受賞し、常務理事をつとめた。このほか大阪市展、大潮展にも出品。昭和58年には岡山県美術展の審査員を委嘱された。代表作に「梁川帰舟」「西瓜番」「阿哲残秋」「淡月」などがある。

出 典:『日本美術年鑑』平成5年版(315頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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