猪木匡四郎

没年月日:1991/04/17
分野:, (日)

 武蔵野美術大学名誉教授の日本画家猪木匡四郎は、4月17日午前4時30分、前立腺がんのため千葉県市川市の国立精神神経センター国府台病院で死去した。享年73。大正6(1917)年香川県高松市に生まれる。帝国美術学校(現武蔵野美術大学)を卒業し、戦後、昭和24年第5回日展に「慕情」が初入選。以後日展に出品し、東山魁夷の指導も受けた。また日本画院にも出品し、幹事をつとめている。10数回にわたって個展、グループ展を開催し、風景画を得意とした。この間、昭和31年5月武蔵野美術学校(37年武蔵野美術大学となる)日本画科講師、45年5月同大学美術学科日本画専攻助教授、51年4月造形学部日本画学科教授となり、後進の指導と育成にあたった。63年3月停年退職し、同年6月、同大学名誉教授となった。

日展出品歴
昭和24年第5回「慕情」、25年6回「木立」、26年7回「曇り日の沼」、27年8回「連山遠望」、28年9回「藪のある風景」、29年10回「熱国の浜」、30年11回「黄昏」、31年12回「夕映え」、32年13回「裏街」、33年第1回新日展「風渡る」、36年同4回「水郷」、37年5回「古利根風景」、39年7回「夕紅」、41年9回「山湖」、42年10回「朝明け」、43年11回「静峡」

出 典:『日本美術年鑑』平成4年版(294頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2019年06月06日 (更新履歴)

引用の際は、クレジットを明記ください。
例)「猪木匡四郎」『日本美術年鑑』平成4年版(294頁)
例)「猪木匡四郎 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/10371.html(閲覧日 2021-01-22)
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