江口良

没年月日:1980/06/01
分野:, (洋)

 独立美術協会会員の洋画家江口良は、6月1日脳出血のため東京都中野区の小原医院で死去した。享年53。本名良晴。1926(大正15)年10月1日、佐賀県佐賀郡に生まれ、48年佐賀師範学校を卒業。唐津市で教職につくが、間もなくレッドパージで辞職、50年に上京し、その後鈴木保徳に師事する。53年、第21回独立展に「自画像」が初入選。以後同展に出品を続ける。58年第26回独立展に出品した「作品E」「作品C」で独立賞を受賞、60年第28回展に「Module(28)」等を出品、61年独立美術協会会員となる。同年、同志とアールヌーボォを結成し第1回展に「沈黙の彼方」を出品するが、63年退会する。その後の独立展出品作に、「警的鳴らせ」(33回)、「変な男」(36回)、「灯台のある風景」(39回)、「白い旋律のある岩場」(41回)、「入江」(46回)、「双子山」(48回)などがある。また、65年「卍」展(クリスタル画廊)、73年「海と花と山高帽」展などの個展を開催する。79年には一艸会を結成する。

出 典:『日本美術年鑑』昭和56年版(254頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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