内藤隶

没年月日:1988/01/03
分野:, (洋)

 官展を中心に活躍した洋画家内藤隶は、1月3日午後2時27分、老衰のため千葉県大原町の自宅で死去した。享年87。明治33(1900)年4月21日、東京都江東区に生まれる。本名能福。東京府立第三中学校を中退して本郷絵画研究所に入り岡田三郎助に師事。大正15(1926)年第7回帝展に「花畑」で初入選し、9回帝展には「初秋の丘と庭」、10回展には「初秋」を出品。新文展にも第1回展から「木蔭の池」で入選し官展に出品を続ける。庭に取材した作品が多く、色彩豊かで穏やかな作風を示す。春台美術展に参加して同会会員、委員となり、また千葉県美術会創設委員となって郷里の美術振興に尽くし千葉県展名誉会員となる。晩年は無所属となって画壇を退いた。

出 典:『日本美術年鑑』平成元年版(250頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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