島成園

没年月日:1970/03/05
分野:, (日)

日本画家島成園は、3月5日心筋こうそくのため死去した。本名成栄。明治25年大阪に生れ、同37年堺高等小学校卒業後、北野恒富野田九浦に師事した。大正元年第6回文展に「宗右衛門町の夕」を初出品して入選し、褒状となった。同10年森本豊次郎と結婚し、昭和2年満州に移住した。同20年に帰国したが、この間画業は休止して居り、戦後は大阪高島屋で毎年個展を開いて作品を発表していた。作品の主なものに「祭りのよそほひ」(7回文展褒状)、「稽古のひま」(9回文展褒状)、などがある。

出 典:『日本美術年鑑』昭和46年版(99頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)

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例)「島成園」『日本美術年鑑』昭和46年版(99頁)
例)「島成園 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/9358.html(閲覧日 2024-04-20)

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