河野通勢

没年月日:1950/03/31
分野:, , (洋,挿)

 新聞小説の挿絵に特異の境地を出して大衆的人気をよんだペートル河野通勢は3月31日逝去した。年55。明治28年群馬県に生れ、一時は長野にも住んでいたことがある。二科会第1回から出品し、草土社展にも発表、大正13年春陽会賞をうけ、15年春陽会々員となつたが、昭和4年国展会員に推薦されて以後この会にとどまつた。代表作には11回文展の「自画像」や第8回国展「ピクニツク」などがあり、突きこんだ異色ある人物画をかいた。エツチングにも特色を出し、また挿絵等の風俗描写にも鋭い表現を示した。

出 典:『日本美術年鑑』昭和22~26年版(142頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
『日本美術年鑑』に収録されている以下の記事にも「河野通勢」が含まれます。
to page top