本山白雲

没年月日:1952/02/18
分野:, (彫)

 彫刻家本山白雲は2月18日脳溢血のため世田谷区の自邸で逝去した。享年80歳。本名辰吉。明治4年高知県に生れ、高村光雲に師事。後東京美術学校に入り明治27年第1期生として彫刻科を卒業した。光雲の助手として、上野の「西郷隆盛像」、皇居前広場の「楠正成像」等を作り、又国会議事堂の傍に建立の「伊藤博文像」、高知城内の「山内一豊像」をはじめ名士の銅像を数多く制作した。晩年は余り大作を手がけず、戦時中スクラップされたものも多いが故郷土佐には「坂本龍馬像」をはじめ、その作品が多く残つている。
○主な作品
明治36年 後藤象二郎像 芝公園
明治42年 西郷従道像 海軍省
大正2年 山内一豊像 高知城内
大正2年 板垣退助像 芝公園
大正5年 片岡健吉像 高知市
大正6年 林有造像 土佐宿毛
大正10年 松本重太郎像 大阪住吉公園
大正11年 本多貞次郎像 市川公園
大正13年 浅野総一郎像 鶴見高台
大正14年 板垣退助像 高知城内
昭和3年 坂本龍馬像 高知桂浜
昭和11年 伊藤博文像 国会議事堂横
其他
山内容堂像 高知城内
品川弥次郎像 九段坂上
川村純義像 海軍省内
東郷元帥胸像 山県公胸像 大山公胸像
フアンドール像 猪苗代十六橋等がある。

出 典:『日本美術年鑑』昭和28年版(136-137頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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