武内桂舟

没年月日:1943/01/03
分野:, (日)
読み:タケウチ, ケイシュウ*、 Takeuchi, Keishu*

 日本画家武内桂舟は1月3日自宅で逝去した。享年83。本名は鋠平、文久元年江戸の紀州邸に生れ、狩野永悳の養子となり敬信と号したが後、生家にかえつた。早く尾崎紅葉の硯友社の同人となり、都の花や文庫などの挿絵をかき、明治27年頃から新聞の挿絵をかいて知られた。後、博文館発行の太陽、文芸倶楽部、少年世界の挿画主任として活躍、巌谷小波と共にお伽噺界にも貢献したところが多い。日露戦争の絵も多くかいたが、大正以降は挿絵木版界を退き、絹本に古代人形の精密なものを描いている。昭和12年には「御所人形図」が皇太后陛下の御用品となつたこともある。

「*」の読み、ローマ字表記はWeb NDL Authoritiesを利用
出 典:『日本美術年鑑』昭和19・20・21年版(82頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2019年06月06日 (更新履歴)
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