田辺竹雲齋
竹工家、竹雲齋田辺常雄は4月26日堺市の自邸で逝去した。享年61。尼ケ崎市に生れ19歳の時初代和田和一齋に就て竹工の技術を修業、屡々畏き辺へ作品を献上し、大正14年大正天皇銀婚式に際し堺市よりの献上品「天盃形盛花籃」「貢船盛花籃」を製作し、又同年巴里万国博覧会に農商務省の指定に依り「瓢形花籃」を出品して銅牌を受領した。
出 典:『日本美術年鑑』昭和13年版(127頁)登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)
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例)「田辺竹雲齋」『日本美術年鑑』昭和13年版(127頁)
例)「田辺竹雲齋 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/8416.html(閲覧日 2024-12-13)
例)「田辺竹雲齋」『日本美術年鑑』昭和13年版(127頁)
例)「田辺竹雲齋 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/8416.html(閲覧日 2024-12-13)