淡島雅吉

没年月日:1979/05/28
分野:, (工,ガラス)

 ガラス工芸家でしづくガラスの創案者、淡島雅吉は、5月28日胃ガンのため東京文京区の東大医学部付属病院分院で死去した。享年66。本名正吉、旧姓小畑正吉。1913(大正2)年3月17日東京都新宿区に生まれ、33年日本美術学校図案科を卒業後広川松五郎の助手となり、翌年講師となる。35年東京各務クリスタル製作所図案部に入所、ガラスの研究を始める。47年東京保谷クリスタル硝子製造所に工芸部創設され工芸部長となり、50年淡島ガラス・デザイン研究所をおこす。53年皇太子殿下外遊記念切手図案に入選し毎日新聞社賞、同年から57年まで通産省意匠奨励審議会専門委員をつとめる。翌年淡島ガラス株式会社を創立、日本インダストリアルデザイナー協会の創立会員となり、桑沢デザイン研究所講師となる。56年工業デザイン調査団の一員として渡米、帰途欧州各国を巡歴する。59年国際ガラス展「GLASS 1959」(アメリカ)に「しづくガラス」を出品し受賞する。60年日本パッケージデザイン協会(J・P・D・A)に参加、64年第1回展から出品する。この間しばしば個展を開催する。79年、「しづくガラスの創案を中心とするガラス器デザイン」で第6回国井喜太郎賞を受賞する。

出 典:『日本美術年鑑』昭和55年版(281頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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