柚木久太

没年月日:1970/10/28
分野:, (洋)

 日展評議員柚木久太は10月27日老衰のため岡山県倉敷市の自宅で逝去した。享年85歳。柚木久太は明治18年10月22日岡山県倉敷市で生れた。父は玉邨と号し南画家であった。明治39年満谷国四郎の門に入り翌年から太平洋画会研究所に属し、又東京美術学校に聴講。明治44年第5回文展に「鞆津の朝」が入選、同年フランスに留学、アカデミイ・ジュリアンでジャン・ポール・ローランスに学び大正4年帰国した。以後文展・帝展に出品をつづけ特選を重ね昭和3年帝展審査員となった。戦後は日展で活動、晩年は日展評議員、参与をつとめた。
明治44年 第5回文展 「鞆津の朝」
大正4年 第9回文展 「入江」三等賞
大正5年 第10回文展 「護書之図」特選
大正8年 第1回帝展 「水郷の夕」特選
大正11年 第4回帝展 「麦秋」特選
平和記念東京博覧会展「暮るる赤城根」銅賞
大正14年 帝国美術院展委員
昭和3年 第9回帝展審査員となり帝展出品をつづける
昭和30年 新世紀美術協会創立に参加し会員となる
昭和32年 第1回新日展会員となる
昭和39年 日展評議員
昭和45年 日展参与となる。10月28日没。
主な作品、以上の他湖雲(第6回日展)、椿咲く小路(第8回日展)など

出 典:『日本美術年鑑』昭和46年版(108頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
『日本美術年鑑』に収録されている以下の記事にも「柚木久太」が含まれます。
to page top